来店客の遊技頻度に関して、今回は最新集計データ(※10月時点)を半年前の集計データ(※4月時点)と比較した。この間、新型コロナウイルスの感染拡大、旧規則機の撤去等が継続していた一方、新型コロナに対するワクチン接種が始まるなど、遊技頻度に影響を与える事由が多かった。この半年で、遊技頻度はどのように変化したのだろうか。
まず、半年前のデータでは、「週3回以上」遊技する割合が30.3%、「週1~2回」が37.6%、「月1~2回」が19.7%、「最近やめている」が12.4%だった。これを最新のデータと比較すると、最も大きく変動したのは「週3回以上」の項目だ。割合が30.3%から24.7%と、5.6ポイント減少した。一方、「週1~2回」は1.9ポイント増、「月1~2回」は2.5ポイント増、「最近やめている」は0.8ポイント増となった。若干、休眠層化している状況が見られるが、遊技頻度の減少傾向の方が多く見られる結果となっている。
男女別の遊技頻度でも、「週3回以上」の項目において、男性が5.4ポイント減、女性が6.0ポイント減と大きく変動。また、男性については「月1~2回」、女性は「週1~2回」の項目が大きく増加した。
ワクチンの2回接種率が高まり、新型コロナも徐々に落ち着きを見せているが、遊技頻度は減少した。理由としては、外食や旅行など、コロナ渦中では抑えざるを得なかったものが徐々に出来るようになり、パチンコ以外の余暇活動に興じる時間が増えたと考えられる。着実に、日常を取り戻しつつあるようだ。
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