ぱちんこ広告協議会(PAA)は11月24日、都内で開催した第5回目となる社員総会で、副理事長の増員を可能とする定款変更案を承認した。また、松丸仁氏が副理事長を辞任したことを受け、新たな副理事長に平野輝寿氏と本橋優氏を選任、筆頭副理事長には平野氏が就任した。
大島克俊理事長は総会冒頭に、「5期目はコロナ禍対応に奔走した1年になった。社会全体も混乱するなか、遊技業界は他産業と比較して非常に厳しい経済活動を余儀なくされた。我々PAAはこの環境下でなにができるか、手探りしながら活動を続けてきた。最近ではコロナ感染者も激減し、経済活動も回復し始めたようにも見えるが、改めて PAA として何ができるか見つめ直し、6期目は業界にとっても会員企業にとっても価値のある活動にしていければと思っている」と呼びかけた。
行政からは、警察庁生活安全局保安課の朝妻係長が臨席し、小堀課長の祝辞を代読。祝辞では、「広告・宣伝の健全化は、清浄な風俗環境を保持するために不可欠なものであるとともに、ぱちんこへののめり込み・依存防止対策を進める上でも欠かすことのできないもの。業界自らが問題意識を持って取り組むことが重要と考えており、引き続き、貴協議会がその中で大きな役割を担い、推進されることを心から期待している」とした。