【コラム】パチンコ『Pフィーバーマクロスフロンティア4』の販促ポイント

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©2009,2011 BIGWEST/MACROSS F PROJECT

SANKYOが誇るパチンコ人気シリーズ第4弾『Pフィーバーマクロスフロンティア4』(以下、マクロスF4)がまもなくリリース。同機は『最高峰性能』と『若年層+女性集客コンテンツ』という2つの要素を強みとして開発されました。この機種の販促ポイントは『ターゲティングと的確な訴求内容の定義付け』です(文=梶川弘徳/CFY代表取締役)。

2つの要素を強みに持つ
『マクロスF4』

同機はSANKYOが誇る人気シリーズの第4弾。光速×爽快なRUSHが特徴の機種となっています。大当たり確率1/319でRUSH中の出玉は全て1,500個、継続率は約81%の遊タイム非搭載機。更に、初当り3,000個払い出しの一撃フラグを搭載しており、まさに最高峰性能の仕上りとなります。この『最高峰性能』と示される要素が同機の1つ目の強みとなります。

そして、同機の2つ目の強みとなるのは『若年層+女性集客コンテンツ』という要素です。マクロスシリーズ25周年を記念して制作されたマクロスフロンティアは、2008年にテレビ放送が開始され、10年以上が経過した今も多くのファンに絶大な人気を誇るアニメです。

ファン層としては、放送時期のメイン視聴層であった今の20、30代の年齢層が多いことに加え、描写を好む女性ファン層が多いことも特徴として挙げられます。また、若年層や女性ファンから絶大な人気を誇るその理由は、楽曲の良さを挙げる人が多いでしょう。同機では、ファン投票1位の「サヨナラノツバサ」など人気楽曲13曲を搭載しており、若年層や女性ファンを意識して開発されています。

同機のように、優劣つけ難い強みが複数ある機種の場合、どの強みを強調すべきか迷うことがあるかと思います。そういった場合のソリューションとしては、『ターゲティングと的確な訴求内容の定義付け』が有効となります。同機の場合であれば、『最高峰性能』と『若年層+女性集客コンテンツ』という2つの要素を、「それぞれ、どのターゲット層に訴求するか」、そして「的確な訴求内容は何か」といったようにターゲット毎に訴求内容を定義付けします。

参考画像①をご覧ください。こちらは、同機のメインターゲットとなる属性を分類した図表となります。メインターゲット①は、「パチンコ遊技する」かつ「コンテンツ興味あり」という属性となります。メインターゲット②は「パチンコ遊技する」かつ「コンテンツ興味なし」という属性となります。それぞれ魅力に感じる要素が異なるため、ターゲットに合わせた的確な訴求をすることが重要となります。

参考画像①

販促ポイント

ではどのように、『マクロスF4』の販促を行えば良いのでしょうか。今回は、機種が持つ2つの強み(要素)を活かすために『メインターゲット①』と『メインターゲット②』に分けて、それぞれ的確な訴求をする、という観点で販促ポイントを挙げたいと思います。

①『若年層+女性集客コンテンツ』の要素を活かす販促
この要素を活かすために定義した『メインターゲット①』は「パチンコ遊技する」かつ「コンテンツ興味あり」という属性です。このターゲットに対しては「話題性」をアピールして『ハロー効果の活用』を目的とした販促を考えたいと思います。

ハロー効果とは人間の心理の1つで、対象物に対して後光を感じ取ると、対象の印象を歪めてしまう(バイアスがかかる)という心理現象を指します。2021年は「劇場短編マクロスF」の公開や「マクロスFギャラクシーライブ2021」が予定されており、ファンにとっては更なる盛り上がりを見せる年となります。

だから、マクロスには期待できる! 打ちたい! というストーリーをユーザーが描ける販促を施します。「パチンコ遊技する」かつ「コンテンツ興味あり」という『メインターゲット①』に対しては『話題性』をアピールして、ハロー効果の活用を目的とした販促が重要となります(販促事例①参照)。

販促事例①『話題性』のアピールを通じて、ハロー効果の活用を狙う。

②『最高峰性能』の要素を活かす販促
『最高峰性能』の要素を活かすために定義した『メインターゲット②』は「パチンコ遊技する」かつ「コンテンツ興味なし」という属性です。

同機のスペックは現行内規で開発できる最高レベルの性能となります。その中でもポイントは、 RUSH突入契機に「2R時の1回転勝負の2段階抽選」(94%)と、「10R時の2連で3,000個」(6%)があること。『牙狼 月虹ノ旅人』や『ガンダムユニコーン』にも引けを取らないスペックであることをしっかり訴求したいところです。
「パチンコ遊技する」かつ「コンテンツ興味なし」という『メインターゲット②』に対しては『最高性能』をアピールして、期待感の醸成を目的とした販促が重要となります(販促事例②参照)。

販促事例②『最高性能』をアピールし、期待感の醸成を目的とした販促が重要。

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◆プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp

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