一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟は8月5日のリリースで、7月度の定例理事会と各委員会・部会活動を報告した。
リリースによると、7月21日に7月度定例理事会を藤沢商工会議所で開催。Web会議システムを利用し、理事18名、監事1名、委員長1名が出席した。
審議事項では、依存関連費用負担金額として、リカバリーサポート・ネットワーク、依存問題啓発活動、有識者会議のMIRAIの負担額を承認したほか、MIRAIとして、リカバリーサポート・ネットワークの正会員になることを承認した。
また「遊技約款」の運用方法として、会員企業には無償提供(内容の改変不可)、非会員企業には有償提供(内容の改変不可)で対応することを承認した。
東野昌一代表理事は理事会挨拶で、「業界でも明るい先が見えてこない。遊技機入替の問題も残っているし、ユーザーが戻ってきていない現状」と厳しい状況を伝え、「ワクチン接種も進み、地域差があるとは思うが、MIRAIとして、特に最近入会していただいた方に理事会や委員会が普通にできないことが気がかりになっている。コンプライアンスや社会情勢を踏まえて対応を考えていきたい。ワクチンパスポートが(7月)26日から発表されるのでそれも考慮に入れていきたい。やらなければいけないことをこなして、アフターコロナを考えていきたい」と述べた。
7月度の委員会・部会活動では、MIRAI委員会、社会連携委員会、人材委員会、効率化委員会、事業委員会の開催状況を報告。青年部会は7月12日に開き、部会長に李大殖氏(株式会社Lee常務取締役)を選任した。
また、MIRAIでは来たる8月25日に第3回MIRAI公開経営勉強会をオンライン形式で開催することを発表した。内容は「デジタル化社会を見据えた、ぱちんこの広告宣伝ルールの在り方」。
第一部は講演「他産業における事例紹介」で、ビール酒造組合専務理事、日本たばこ産業株式会社東京支社社会環境推進担当、その他1社を予定している。第二部はパネルディスカッション「広告宣伝ルールの過去、現在と未来」として、三堀弁護士事務所の三堀清弁護士、ぱちんこ広告協議会会員企業、第一部講師などの出演を予定している。
MIRAIの会員ホール以外も参加が可能。
https://mirai-pachinko.jp/