NEXUS社員の見延和靖選手、東京五輪・フェンシング団体で金メダルの快挙

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東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体戦の決勝戦が7月30日に行われ、NEXUS社員の見延和靖選手が加わる日本チームがROC(ロシア・オリンピック委員会)に45対36で勝利し、日本フェンシング史上初の金メダルを獲得した。

日本チームのメンバーは見延選手のほか、山田優選手、加納虹輝選手、宇山賢選手。見延選手は最年長で、決勝戦はリザーブに回ったが、エペ団体のキャプテンを務めるなどチームを引っ張ってきた。見延選手は決勝戦後、「強い日本を示せた」と笑顔をみせた。

見延選手は法政大学卒業後、2010年4月にNEXUS入社。同社フェンシングクラブに所属している。男子エペの元世界ランキング1位。2016年のリオ五輪では個人6位の成績を残した。

NEXUSは、パチンコチェーン「D‘STATION」をはじめ、フィットネス、ホテルなどを展開。同社では2009年4月、企業スポーツの相次ぐ廃部・縮小による選手の窮状に企業として貢献するため、スポーツ選手を社員として雇用し、「NEXUSフェンシングクラブ」を創部した。

東京オリンピックには同クラブ所属の敷根崇裕選手もフェンシング男子フルーレ個人に出場し、4位入賞をはたしている。

NEXUSフェンシングクラブに所属する見延和靖選手。

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