【コラム】沖海シリーズ最新作『Pスーパー海物語 IN 沖縄5』の販促ポイント 

投稿日:

©SANYO BUSSAN CO.,LTD.

◆注目機の販促ポイント
王道確変スペックの沖海シリーズ。未だにファンの多い『沖海4』に変わる主役が約5年振りに登場します。おススメは「コト消費」で楽しんでもらうための販促です。

『沖海5』の魅力

初代が2007年に登場して以降、根強い人気の沖縄シリーズ最新作『Pスーパー海物語 IN 沖縄5』(以下、沖海5)がいよいよ7月に登場します。王道の確変スペックはそのままに、電チューの通常大当たり後の時短が120回に増えたことで、引き戻し確率が前作よりアップ。大当たり連チャンの期待度が高まりました。演出面では新たに「エイサー祭」という2R確変専用モードが搭載され、当たれば確変という特殊演出でのワクワク感も増しています。

未だに『沖海4』が人気な事から、『沖海5』に期待しているファンも多いのではないでしょうか。また『大海4スペシャル』で搭載した遊タイムは、海のコアファンとなる年齢層にはあまり刺さらなかった様で、今回の『沖海5』には搭載されていません。システム面での新しい試みは、若年層ターゲットのコンテンツでないと浸透までには時間が掛かると言えそうです。

ただし甘デジの海物語(以下、甘海)であれば比較的、遊タイムが体感しやすいので甘海での遊タイムが浸透してくれば今後、ミドル海での遊タイムも、より年配層のお客様に楽しんでもらえそうですね。

今回はあらゆる面で無駄がなくシンプルになり、かつスペックアップした『沖縄5』の販促についてお話をさせて頂きます。

販促ポイント

ではどの様に、『沖海5』の販促を行えば良いのでしょうか。ニューノーマルの生活様式も浸透し、ワクチン接種も進んできましたが、まだまだ安心できる状況とは言えません。しかし、そんな状況下でも来店して頂いたお客様には、少しでも多く楽しんで頂くことが大切です。装置産業のため、機種で楽しんで頂くことももちろん大切ですが、お客様が変わらずお店に来て頂ける様な心使いも大切です。「モノ消費」ではなく「コト消費」でどの様に楽しんで頂くか、このことを念頭に、機種と絡めながら販促を行っていくことが重要となります。

今回の販促ポイントは、「沖縄を楽しんでもらう」「お客様との繋がりを強める」の2点です。

①こんな今だからこそ「沖縄を楽しんでもらう」販促
『沖海5』の導入予定台数は約8万台と多数に上ることもあり、各ホール様では機種の販促により力を入れることが予想されます。ここで、機種の販促と一緒に沖縄の物産によるポイント交換会や特別景品の催しものをしてみては如何でしょうか。

昨今、遠出や外出控えが続いており、観光地やアンテナショップの状況が芳しくありません。アンテナショップは、去年から撤退を強いられるなど縮小傾向にあり、各業種もこれらの対策でオンライン化が進みました。

しかし年配層は、オンラインの環境に慣れておらず、コロナワクチンの接種予約も状況が芳しくないことがニュース等からも見受けられます。オンラインは苦手、さらには近場のアンテナショップが撤退してしまった、なんて状況下ではちょっとした旅行気分で特産を楽しむなんて機会も減少したのではないでしょうか。

こういった状況のなか、パチンコホールによるオフラインでの催し物は、来店したお客様の楽しみの一つとして喜んで頂けるに違いありません。また、海物語シリーズが年配向けのコンテンツのため、物産も含めた相乗効果で「沖縄」を楽しんで頂けると思います。各地域の規制的な問題もありますが、こういった視点からお客様に楽しんで頂く工夫がこれからは大事になってくると思います。

販促事例①
オフラインでの催し物でお客様に沖縄を楽しんで頂く。

②「お客様との繋がりを強める」販促
沖海シリーズといえば、演出などで出現するシーサーが有名ですが、皆さん実際のシーサーがどんな意味があるかご存じでしょうか。マジムン(沖縄県や鹿児島県奄美群島に伝わる悪霊の総称)が入ってこないようにする「魔除け」、火事から家を守ってくれる「火事防止」、流行り病から守ってくれる「フーチゲーシ(邪気返し)」といった意味があるそうです。コロナ問題は予断が許されない状況が続きます。そこで、魔除け効果のあるシーサーをプリントしたマスクをお客様にお届けしては如何でしょうか。

マスクだけだとメッセージが伝わらないのでシーサーにどんな意味があるか、どの様な思いを込めてマスクをお客様にお届けしたかを、文字にしてお伝えしてみてはどうでしょう。マスクを封入したDMをお送りしたり、店舗でお配りするのであればメッセージを込めたポスターを掲示したりなど伝える方法は様々あるかと思います。

販促事例②
魔除け効果のあるシーサーマスクでお客様とコロナ対策を楽しむ。

「フダポス」による営業支援
私たちはこのような新台や時流の問題の解決のお手伝いを「フダポス」というツールでもご支援させて頂いております。おかげ様で現在2,000店舗でご活用頂いております。様々なコンテンツが御座いますので一度ご覧頂き、是非、皆さまのお力になれましたら幸いです。

◆著者プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp

-コラム
-, ,

© 2024 グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) Powered by AFFINGER5