全日遊連は5月14日に全国理事会を開き、「改定21世紀会決議の遵守」を賛成多数で決議した。
21世紀会決議は5月7日に一部が改定され、高射幸性パチスロ機を除く現存する旧規則機については当初の検定、認定切れ日付から1年以内に撤去する内容となった。併せて、新目標として、新規則機の設置比率(パチンコ・パチスロ合算)を2021年5月末「65%」、6月末「70%」、7月末「75%」、9月末「80%」、10月末「85%」、11月末「90%」、12月末「95%」、2022年1月末「100%」とすることを掲げた。
理事会後の会見で阿部恭久理事長は21世紀会決議の一部改定に至った経緯について、「コロナがこれだけまん延している状況にある。昨年5月の(警察庁の)規則改正も(人との)接触を減らすことが理由だった。そうしたことを踏まえて、改定することを行政側にお願いし、理解をいただき、21世紀会で5月7日に決議した」と説明した。
また、高射幸性パチスロ機の設置や再設置に関しては、引き続き誓約書確認機関の「通報・確認システム」の対象となると強調した。