21世紀会決議に基づき、大多数のホールで撤去が終わっている『沖ドキ!』。一部ホールでは継続して設置しているが、それも5月中で認定期間満了を迎え、全て撤去をされる。そんな『沖ドキ!』に代わる沖スロとして期待されている機種が一部地域でテスト導入を開始した。京楽産業.のパチスロ新台『沖ハナ-30』だ。
同機は花火が点灯すればボーナス当選となるシンプルなゲーム性と、内部モードを推測しながらBIGボーナス、さらには天国ループを目指す奥深いゲーム性が融合した「沖スロ」。天国ループ中のボーナス当選は全てBIGボーナス(約200枚獲得)となっており、最上位モード突入時のループ率は約90%のため、まとまった出玉が期待できる仕様となっている。
新潟県上越市に店を構える《ミッド・ガーデン上越店》では4月19日、『沖ハナ-30』を18台テスト導入した。当日は18時からの新台開放で、17:30過ぎから徐々に新台抽選待ちの列が出来はじめ、17:45には40人ほどの列が形成された。もちろん、大半の遊技客のお目当ては『沖ハナ-30』だ。
同機を確保したファンは、思い思いの乃木坂46パネルに着席し、遊技説明書や台間POPを確認するなど開放時間が待ちきれない様子だった。そして開放時間の18時を迎えると一斉に遊技を開始。開始後ほどなくして半数以上のファンが初当たりを射止めるなど、コーナーは一気に盛り上がりを見せていた。中には早くも同機の醍醐味である天国ループに突入させたファンもおり、多くの花火を打ち上げていた。
その様子を見守っていた同店の新井勝利副店長は、「事前に多数のお問い合わせをいただいており、話題性の高い機種だと感じていました。今日も富山など遠方から遊技しに来てくれたお客様もいらっしゃいますし、満台スタートが切れて良かったです」と胸を撫でおろしていた。
新潟県は全国屈指の30Φ市場だ。『沖ドキ!』撤去後も、『沖ドキ!2-30』『ハナハナ』シリーズ、『南国育ち-30』など30Φ機種が人気な中、今回の『沖ハナ-30』の導入ということもあり、ファンの期待値は高かったに違いない。
また、同機は「乃木坂46」と初コラボしている点も特長だ。新井副店長は「今回、当店では乃木坂46パネルを全種類(18種類)導入させていただきました。沖スロファンだけではなく、乃木坂46ファンも遊技していただけると思いますので、総じて30Φ機種の間口が広がったと思います」と話す。
そして今後については「テスト導入させていただいたので、当店の強みとしてしっかり運用していきたいです。今、パチスロ市場は厳しく、多くのホール様がパチスロに関して頭を悩ませていると思います。こういう状況だからこそ『沖ハナ-30』をしっかりとファンを惹きつける運用をして、全国導入の際に多くのホール様に参考にしていただけるように、そしてパチスロに希望を持てるような状況にしていければと思います。責任重大ですね(笑)」と新井副店長は話してくれた。
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