日本遊技関連事業協会は10月15日、「令和2年度 女性活躍推進フォーラム」を開催した。
同フォーラムは、遊技業界に関わる企業の女性社員が集まり、グループディスカッションを重ねながら、女性が働きやすい職場やキャリアアップを描ける企業になるための施策を考えていくというもの。フォーラムでは女性社員の実務に役立つ実践的なセミナーも行われる。
今年度は、10月15日から来年2月19日まで計5回にわたって開催され、パチンコホール18社31名の女性社員が参加する。参加企業は、アプリイ、ABC、オータ、新富商事、新日邦、善都、ダイナム、玉屋、日拓ホーム、ニラク、NEXUS、ピーアークホールディングス、プローバ、プローバ島根、平成観光、マルハン、メッセ、安田屋。
その第1回目となった当日のフォーラムは、ZOOMによるウェブセミナー方式で行われた。日遊協の人材育成委員会を担当する都筑善雄理事は、「女性が活躍する企業は成長している」と述べ、「フォーラムを通して、女性が活躍できる場を業界に作ってほしい」と参加者にエールを送った。
その後、デライト・コミュニケーションズ株式会社のまつもとゆみ氏が「個を活かす組織づくり」と題した実務セミナーを実施。成長している組織の特長や、相手の主体性を高める関わり方、コーチングとティーチングの違いなどを解説した。また、参加者が二人一組となり、聞き手・話し手に分かれて相手の話を引き出す接し方を体験した。
セミナー後は、参加者が6グループに分かれてディスカッションを行い、実現したい施策や企画のテーマなどを話しあった。各グループはフォーラム最終日となる来年2月19日に施策や企画を発表する予定。