パチンコ依存問題に関する電話相談等の活動を行う特定認定非営利活動法人リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)によると、2020年7月に受けた電話相談件数は309件で、前月6月の278件より31件増加した。
電話相談件数309件のうち、10時から16時までの相談は164件(RSN支援室への18件含む)、16時から22時までの相談は145件(同14件含む)となった。今まで新型コロナウイルスの影響を受け、電話相談件数は低調に推移していたが、7月は300件を超えた。
相談件数の内訳は、初回相談140件、複数回107件、間違い・無言・問い合わせ62件。初回相談のうち、116件が本人から、22件が家族・友人からだった。また、RSNへの電話相談に至った経路では、初回相談のうち62件(45%)が、ホール内に貼付されている啓発ポスターだった。