シーズリサーチは7月7日、一般ファンを対象とした「新型コロナウイルス感染症に関するパチンコへの意識調査(第2回)」の結果を公開した。
同調査はWEBアンケートを通じて6月24日に実施され、新型コロナウイルスに関する一般ファンの意識や行動について、計1,000人から回答を得た。
緊急事態宣言解除の遊技参加状況については、「行った」と回答した割合は約4割(39.9%)にとどまった。残り6割程度が未だ、参加に至っていない結果となったが、全体の3割程度は「(行きたいが)行っていない」「(行きたいが迷っていて)行っていない」と回答しており、今後の遊技再開に期待がかかる。
ホールに行かない理由は、半数以上(52.2%)が「コロナウイルスの感染が心配だから」を選択し、先月(5月)の調査結果同様、最も回答割合が高かった。次いで「負けそう・出なさそう」(21.0%)、「周りの目が気になるから」(15.2%)が続いた。
一方、ホールの感染予防対策に対する満足度では、遊技を再開した層とそうではない層で大きく異なった。予防対策に「とても満足している」「やや満足している」と回答した合計の割合は遊技を再開した人では61.8%と半数を超えたが、遊技を再開していない層では28.1%にとどまっている。
遊技を再開していない層では「どちらとも言えない」と回答した割合が半数を超えた(54.8%)ことから、調査元のシーズリサーチでは「今後、ホールの予防対策の認知が進めば、遊技を再開していない層の満足度も高まると考えられる」と見通した。
遊技を再開していない層に対し、再開の目安を聞いた質問で最も多かった回答は「1ヶ月程度」(24.5%)となった。以下、「3ヶ月程度」(21.3%)、「半年程度」(17.3%)、「それ以上」(4.8%)と続いた(※残り32.3%は「状況やタイミング次第」と回答)。
一方、遊技を再開した層に対し、現在の遊技環境に対するストレスを訊ねたところ、「とても感じている」「少々感じている」の何れかを選択した割合が7割(70.8%)以上という結果になった。
理由は「コロナ感染への不安」(46.3%)が最も多かったほか、3割程度(33.9%)が「出玉関連」もストレス要因に挙げている。