警察庁小堀課長が講話、「旧規則機の計画的、着実な減少」を強く期待

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他方で、この間、貴協会や全日遊連、多くの県遊協においては、幹部が強いリーダーシップを発揮し、休業に向けた説得を粘り強く行うなどしていました。

また、貴協会の加盟企業を含む複数の企業が、緊急事態宣言や休業要請が出されていない段階から、感染拡大防止という社会的要請を敏感に感じ取り、自発的に臨時休業を始め、そのような動きが貴協会内でも広がったと承知しています。

こうした多くの方々の社会的責任に対する率先的かつ真摯な対応について、改めて敬意を表したいと思います。

ただ、全国のほとんどのぱちんこ店が休業をする一方で、一部の営業所が知事の要請に応じず、指示処分を受けるまでに至る中で、国民のぱちんこに対するマイナスのイメージが形成され、また、ぱちんこへののめり込み・依存問題が注目されるようになったことは否定できず、今後、業界としてはこれまで以上の取組が求められます。

依存問題に関しては、昨年12月に「パチンコ依存問題対策基本要綱」及び「パチンコ・パチスロ産業依存問題対策要綱」が、本年3月には同要綱に基づく「パチンコ店における依存問題対策ガイドライン」と付属マニュアル等が、それぞれ制定・公表されました。

貴協会におかれましても、これらの要綱等の制定に尽力されましたが、引き続き、これらに基づき、依存防止対策に取り組んでいただきたいと思います。

その個別の内容の一つ一つについては、本日は言及しませんが、皆様には、今一度、ぱちんこには、人を引き付ける大きな力を持っていること、それ故、人によっては、遊技が過度になってしまい、負債、家庭問題等に至ることがあることに思いを致していただきたい。

そして、適法(セーフ)か違法(アウト)かといった次元を越え、より一歩進んだ次元で、ぱちんこが潜在的に持つ負の側面を生じさせないよう真摯に向き合っていただくことをお願いします。

具体的には、射幸性の抑制、客と遊技の距離感に関する啓発等といった一般的な対策のほか、のめり込んでしまった本人あるいは家族が助けを求めてきたときには、確実にアクセスを制御する「自己申告・家族申告プログラム」の実践とその実効性担保を図っていただきたいと思います。

本人の同意のない家族申告による入店制限の導入については、貴協会が尽力され、先般開始されたと聞いていますが、各営業所において、切実な家族からの願いに対し誠意をもった対応がなされるよう、更なる普及・充実をお願いします。

自己申告・家族申告プログラムの運用に当たっては、顔認証システムの活用に係るモデル事業を実施している大手ホール経営企業があるほか、貴協会では、「顔認証等個人認証システムの活用に係るモデル事業勉強会」を立ち上げたと承知しています。

また、貴協会の会員である複数ホール経営者が、現在設置しているATMを順次撤去していくこととしたと聞いています。

このように、他の事業者や団体に先んじ、業界のモデルとなる取組をしていることを大変心強く思っており、これからも、このような形で業界をリードしていただけるよう大いに期待しています。

貴協会におかれましては、引き続き、業界唯一の横断的組織であることの特長をいかし、各種の効果的な取組を一層推進されるよう期待しています。

結びに、貴協会のますますの御発展と皆様方の御健勝、御多幸を祈念いたしまして、私の話を終わらせていただきます。

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