全日遊連は4月28日、臨時執行部会を開き、新型コロナウイルス感染症対策に伴うパチンコホールの広告宣伝の自粛について、5月31日まで継続することを決定。各都府県方面遊協に伝えた。
再三に渡り、期間の延長を続けている広告宣伝の自粛だが、これまで同組合では5月6日を過ぎた時点の社会情勢を踏まえ、自粛の終了について検討することとしていた。
しかし現状、5月7日以降の政府による緊急事態宣言の取り扱いの目途が立っておらず、また、連休明け直後から ホールが集客目的を中心とした広告宣伝を再開することは、人との接触や移動の機会を促す行為に繋がりかねないことから、自粛の継続を決めた。
自粛が継続されることで今後、例え緊急事態宣言や休業要請が解除された地域のホールにあっても、営業を再開する際は「○月○日営業再開」程度の告知にとどめることとしている。また、その際も、不特定多数の人が目にするテレビ、ラジオ、新聞、チラシを使用してはならない。
合わせて、上記以外の広告宣伝行為の自粛と、開店前の遊技客の行列の対策や、店内の換気、除菌等の感染防止措置の継続も求めている。
自粛の終了時期については、5 月 31 日頃を目処にその時点の社会情勢等を踏まえて再度検討することとした。