【コラム】主力の高射幸性パチスロ機撤去後の 20円パチスロの機種構成を考察

投稿日:2020年1月8日 更新日:

◆ビッグデータが示すトレンド
2019年末にかけてパチスロは、一部の地域を除き主力として稼働した『バジリスク絆』、『アナザーゴッドハーデス』、『モンスターハンター月下雷鳴』が撤去となりました。

そこでまずは弊社全国データをもとにこの3機種の「設置シェア」、「打込シェア」、「台粗利シェア」を確認したいと思います。表1をご参照ください。

こちらの表は20円パチスロでの設置シェアが1%以上(300台規模で3台以上)ある24機種をまとめたものです。20円パチスロ全体に対し24機種の設置シェア合計が66.3%、打込シェア74.5%、台粗利シェア72.0%を占めております。

今回撤去の3機種に関しては合計で20円パチスロ全体に対しての設置シェアが9.0%、打込シェアが12.0%、台粗利シェアにおいては実に18.7%を占める状況となっています。仮に20円パチスロを300台設置している店舗であればこの3機種だけで約27台設置していることになります。そのためこの3機種の撤去を見据え、11月に発売されたビッグタイトル『S北斗の拳 天昇』を多めに導入した店舗も少なくないでしょう。

ここで表2をご参照ください。まだ導入から3週間ですが設置シェアが3.6%で導入3週目の打込が約1万4,300枚と、今年発売の話題機種の3週目の打込と比べると少し物足りない状況です。

12月には『ルパン三世 イタリアの夢』『エウレカ3』が導入されましたが、現状をみると厳しい状況が続く事が予想されます。

旧規則機では、主力機種1機種で設置シェア4%以上でも打込を維持する事が出来ましたが6号機ではなかなか難しく、今回の『北斗天昇』の設置シェアが3.7%、『Re:ゼロ』の設置シェアが3.2%となっている事から、旧規則機が稼働している間は6号機に関しては1機種あたりの設置シェアは多くても3%前後が限界となるのではないでしょうか。そういった観点から今まで以上にきめ細かい機種構成がもとめられると考えます。

一方で、12月の3機種の撤去に向け、認定機を倉庫等で保有している店舗は『ミリオンゴッド凱旋』『サラリーマン番長』『番長3』『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』『黄門ちゃま喝』などの増台や再設置、『ジャグラー』シリーズ、Aタイプの増台をする動きもみられます。

『ジャグラー』シリーズ、Aタイプの増台は利益率を下げなければ打込の維持が出来ないことから、必然的に粗利が下がってしまいます。特に『ジャグラー』シリーズは中古価格も高く経費の圧迫、粗利の減少といった二重苦となります。ただ、旧規則機を保有していない店舗様に関しては、ある程度実績が出ている6号機を購入していく事になると思われます。

表3をご参照ください。今回の『北斗天昇』の導入のタイミングで設置シェアが大きく減少している『Re:ゼロ』(設置シェア4.1%⇨導入後約3.2%)は、12月の3機種の撤去のタイミングで再設置する店舗が増えるのではないでしょうか。また『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』に関しても導入13週目で8,000枚近い打込を維持しているので、こちらも同様と考えられます。

ほか『蒼穹のファフナーEXODUS』、『闘魂継承アントニオ猪木』など導入から6週間程度ですが、打込がある程度維持出来ている機種(弊社が推奨している「超率打込」にもHIT)や、導入10週目以降でも打込が8,000枚以上入っている『パチスロラブ嬢2』など、こういった実績の出ている機種を導入する事で打込の底上げをし、過剰な機械台購入を控え、利益の最大化を図って頂ければと思います。

今後も旧規則機撤去のタイミングで機種構成に大きな変化があると思われますので定期的に見ていきたいと思います。弊社の「超率打込」にご興味がある方はお気軽に弊社までお問い合わせください。

■著者プロフィール
中島基裕
ピーブレイングループ代表
1981年に福島県会津若松市で生まれ、20歳の時に首都圏の有力ホールに入社し、店舗運営のノウハウなどを学び26歳で退職。その後、ホール向けのコンサルティング会社を経て、2013年10月ピーブレインを設立。2019年4月1日付で、ピーブレイングループ代表に就任(現任)。
URL http://zenkoku-data.com

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