市民集会に参加した中村昌勇会長ならび、地区遊商社会貢献委員メンバー。
全商協は11月23日、NPO法人児童虐待防止全国ネットワークが主催する「第23回子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」に参加。会場の銀座ブロッサム（東京都中央区）には、中村昌勇会長および東遊商の社会貢献員会の委員を中心に約60名が集まった。
冒頭、主催者を代表して同ネットワークの川松亮理事長が挨拶。その後、第一部では2024年中に虐待などで亡くなった32の事例と45名の子どもの名前が死に至った経緯と共に読み上げられ、参加者全員で子どもの冥福を祈り、黙祷を捧げた。
第二部では「子育ち・家族支援のていねいさと虐待防止」をテーマに、一般社団法人家族・保育デザイン研究所の汐見稔幸代表理事が講演。児童虐待の詳細や現状が語られ、どうすれば虐待を防止することができるかを今一度考えながら講演に耳を傾けた。
講演終了後の第三部では「鎮魂の行進」が行われ、会場の銀座ブロッサムから日比谷公園まで児童虐待のない社会となるよう、オレンジリボン活動への協力を一般市民に訴えながら行進し、市民集会は終了した。
全商協ならび各地区遊商では今回の市民集会の支援を目的に、オレンジリボンマークの入ったクリアファイルやボールペン等の支援グッズを合計105万2,860円分購入したほか、各地域での社会貢献活動等の際に配布し、オレンジリボン運動を広く周知する広報活動にも協力した。
「鎮魂の行進」では、児童虐待のない社会になるよう、市民に訴えかけながら行進した。
