
三洋物産と三洋販売は11月25日、両社が協賛するライフセービング日本代表が、ニュージーランド・マウント・マウンガヌイで開催される国際大会「INTERNATIONAL SURF RESCUE CHALLENGE 2025(ISRC2025)」に出場することを発表した。大会期間は2025年11月27日(木)から30日(日)までの4日間である。
本大会は「Surf Life Saving New Zealand(SLSNZ)」が主催するもので、世界各国のライフセーバーが集い、実際の海辺での救助活動を想定した競技を通じて技術と精神を競い合う。今回、日本からはオープン日本代表12名、ユース日本代表11名の計23名が派遣される。出場選手は、今年6月に京都府京丹後市で開催された「第38回全日本ライフセービング種目別選手権大会」の結果をもとに選出された精鋭たちで、各種目のチャンピオンやマルチに活躍する選手が名を連ねている。
ライフセービング競技は、スピードのみならず正確性や冷静な判断力が求められることから「生命を救うスポーツ」と称される。今大会では、サーフレースやビーチフラッグスなどの個人種目6種、ボードレスキューやリレーなどのチーム種目7種が行われる予定だ。現在、国際ライフセービング連盟(ILS)は、2032年に開催されるブリスベンオリンピックでの競技初採用を目指しており、ISRC2025はその実現に向けた重要な国際大会の一つとして位置づけられている。
三洋物産および三洋販売は2006年よりライフセービング日本代表を協賛しており、今回の世界への挑戦についても支援を行っている。なお、競技結果については、後日、日本ライフセービング協会(JLA)およびSANYOの公式Xアカウントにて発信される予定だ。
【大会概要】
・大会名:INTERNATIONAL SURF RESCUE CHALLENGE 2025 (ISRC2025)
・開催日程:2025年11月27日(木)~11月30日(日)
・開催地:ニュージーランド(マウント・マウンガヌイ)
・公式WEB:https://www.surflifesaving.org.nz/sport/international-surf-rescue-challenge-2025
