【コラム】みんパチ・スロサミ行ってきた。「わたくしでは分かりかねます」ってなに?? 〜女子大生ひすいが物申す〜vol.4〜

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人・人・人!ファン熱狂で業界の底力を実感

先日、みんぱち・スロサミ2025に参加してきました。午後12時過ぎに会場に到着すると、その光景に圧倒されました。とにかく人、人、人!グッズの物販列も入場列も長蛇の列で、入場するまでに1時間半もかかりました。これだけ多くのファンの人たちをみて、「ぱちんこ業界全然まだまだいけるじゃん!」と思いました!

物販のお目当てだった大都技研の先バレボタンは、すでに売り切れで少し悲しかったですが、朝4時から並んでいた人もいたという話を聞いて、ファンの熱意の凄さを実感しました。

さらに驚いたのは、女性の参加者がとても多かったことです。普段ホールに行くと女性はあまり見かけません。しかし会場では、パッと見て2〜3割が女性で、若い方もたくさんいらっしゃいました。この光景を見て、パチンコ業界は決して衰退一途ではないのだと感じました。「パチンコ業界は終わっている」「昔の栄光にすがりついている業界」などとよく言われますが、これだけの人が集まり、これほどの熱気があるなら、まだまだ捨てたものじゃないと思います。

既存台ばかり?ワクワク不足のイベント内容

しかし、1ユーザーとして、今回のみんパチ・スロサミはあんまり面白くありませんでした。主な理由は「わざわざ行かなくても体験出来る事ばかり」だったことです。既存台ばかりで全然ワクワクしませんでした。

まだ世に出ていない台の試打や、ユニバカサミフェスの時のような特別仕様の台などがあればもっと良かったと思います。わざわざ行く意味が特に無かったようにも感じました。新作への期待感や話題性こそが、業界の活性化につながるはずです。

また最も残念だったのは、「台の説明やシステムの説明が全くなかったこと」です。スタッフの方に質問しても曖昧な返事や回答ばかり。完全に玄人向けのイベントになってしまっている印象を受けました。試打会ブースで、「この台もうホールにあるんですか?」って聞いたら「ちょっとわたくしでは分かりかねます」と言われ、本当に驚きました。

新規ファン獲得のチャンスを逃してない?

これだけの人が集まっている以上、友人や恋人に連れられてきた未経験者の方も絶対にいるはずです。そうした方々にこそ、パチンコ・パチスロの魅力を伝える絶好の機会なのに、それを活かしきれていないのは非常にもったいないと感じました。

業界の将来を考えるなら、新規参入者や初心者の方にも楽しんでもらえるイベント作りが必要なのではないでしょうか。今回のイベントで感じたのは、パチンコ業界にはまだまだポテンシャルがあるということ。でも同時に、そのポテンシャルを十分に活かしきれていない現状もあるということです。業界の皆さんには、既存ファンだけでなく、新しい層にも目を向けた取り組みを期待したいと思います。

◆プロフィール
現役女子大生のひすいです。現在は4年生。大学ぱちスロ部副代表をしています。女子大生目線から業界へバシバシ切り込みます!
好きな台はeリゼロ、スロット盾の勇者、アオハル操。

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