SANKYO、第3四半期決算を発表――パチスロ事業の好調により営業利益率40%超を維持

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SANKYOは2月4日、2025年3月期第3四半期(2024年4月1日~12月31日)の連結決算を発表した。売上高は1,537億円(前年同期比9.9%減)、営業利益は624億円(同4.3%減)、経常利益は631億円(同4.1%減)、純利益は455億円(同5.7%減)となった。パチスロ機関連事業の成長により、営業利益率は40.6%と高水準を維持している。

パチンコ機関連事業の売上高は802億円(前年同期比38.2%減)、営業利益は337億円(同40.5%減)、販売台数は16.7万台(前年同期は26.0万台)となった。主な販売タイトルは、パチンコ機『フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来-白き一角獅子-』(2024年8月)、『フィーバーからくりサーカス2』(2024年11月)、『宇宙戦艦ヤマト2202 超波動』(2024年10月)、『ゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクト G』(2024年12月)など。

一方、パチスロ機関連事業は大幅に伸長し、売上高は552億円(前年同期比138.5%増)、営業利益は325億円(同194.3%増)、販売台数は11.3万台(前年同期は5.1万台)となった。主な販売タイトルには、パチスロ機『Lパチスロ かぐや様は告らせたい』(2024年9月)、『Lパチスロ ダンベル何キロ持てる?』(2024年12月)が挙げられる。また、『パチスロ からくりサーカス』のロングラン販売が継続し、販売台数の増加に寄与した。

補給機器関連事業の売上高は178億円(前年同期比3.2%増)、営業利益は14億円(同8.2%減)。その他の事業の売上高は3億円(前年同期比34.6%増)、営業利益は1億円(同12.5%増)となった。

2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高1,900億円(前期比4.6%減)、営業利益710億円(同2.1%減)、経常利益720億円(同1.6%減)、純利益515億円(同4.3%減)としている。

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