ダイコク電機(名古屋市中村区、栢森雅勝代表取締役社長)は12月10日、筆頭株主である円谷フィールズホールディングス(東京都渋谷区、山本英俊代表取締役社長グループCEO)が「その他の関係会社」に該当しなくなったことを発表した。この変化は、12月9日付で円谷フィールズホールディングスから提出された大量保有報告書の変更報告書によるもの。
円谷フィールズホールディングスは、9月30日時点でダイコク電機の議決権の20.03%を保持していた。しかし、今回の変更後、その割合は14.94%に低下した。この結果、同社は「その他の関係会社」の条件を満たさなくなった。筆頭株主は維持されている。
ダイコク電機は、この異動が経営体制や業績に直接的な影響を与えないと強調。さらに、両社は引き続き遊技業界の発展に資する事業を展開していくと表明している。11月14日に発表された業務提携の詳細に基づき、協働の継続が予定されている。