メイドインサービス、定例セミナーで『L Re:ゼロ2』の導入後評価を解説

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メイドインサービスは11月15日、第30回パチスロ定例セミナー「市場動向と最新機種解説」をオンラインで開催した。

このセミナーは、店舗診断サービス『SIRIUS』の会員ホール企業を対象に行われ、同社の営業データを活用して市場全体、新台、注目機種の分析や運用アドバイスを提供した。講師は事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任が担当した。

10月のパチスロ市場について、スマスロは新たに63,000台が導入され、月末時点での設置シェアは約48.0%に達した。

業績に関しては、10月の平均稼働は9,824枚(前月比マイナス300枚)、平均売上は28,628円(同マイナス500円)、平均粗利は3,723円(同マイナス61円)、平均粗利率は13.0%(増減なし)と紹介。今後の市場動向に関して、池上氏は「12月には約10万台の新台が導入予定であり、慎重な選択が求められる。注目機種への投資は必要だが、大量導入される機種にはリスクが伴い、メーカーも売り切ろうという姿勢が見受けられるため注意が必要だ」と警鐘を鳴らした。

今回のセミナーで特に注目されたのは、10月下旬に導入が始まった『L Re:ゼロ2』の導入後評価だ。同社の調査によると、初週の稼働は22,300枚を記録し、導入ホールの平均設定も1.6と悪くはない水準だったが、その後の稼働は期待に反して伸び悩んでいるという。その理由について池上氏は、「高単価機種としては出玉性能に物足りない部分があり、低設定域での出玉率が設計値を下回った結果、ホール側の利益が過剰に取れてしまった。また、導入台数が2.5万台と多かったことも影響し、こうした要素が不振の原因ではないか」と分析した。

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