シーズリサーチは8月23日、「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」の参加状況に関する調査結果の速報版を発表した。
調査結果によると、パチンコ・パチスロの参加率は8.9%(前年比+0.4%)と微増した。遊技別では、パチンコが8.0%(前年比+0.3%)、パチスロが6.5%(前年比+0.5%)であり、いずれも昨年に比べてわずかに増加した。
一方、全体の娯楽参加率上位には「インターネット動画」65.9%(前年比-2.2%)が最も多く、「SNS」48.5%(前年比-0.9%)、「無料スマホゲーム」34.0%(前年比+0.6%)が続いた。公営競技では、宝くじを除き、全体的に昨年より参加率が微増したことが明らかになった。
また、パチンコ・パチスロの参加者が他の娯楽に対して持つ印象や参加率の相関性についても分析し、一般の参加者に比べてパチンコ・パチスロ参加者の方が娯楽参加率が高い結果を示した。しかし、遊技者においても「パチンコ」のイメージを「良い」とした割合は40.4%、パチスロは37%にとどまっており、依然として半数以上が遊技はしているものの「(やや)印象が悪い」と回答している。
同社では、今回の調査結果を基に、パチンコ・パチスロのイメージ改善に向けた中長期的な取り組みが必要であるとし、「とても印象が悪い」という評価をどう緩和していくかが業界の課題であると指摘している。
この調査結果は、現在発売中のシーズリサーチが発行する最新書籍「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」にも掲載されている。同調査は全国47都道府県を対象に、2大都市圏を中心に政令指定都市を含むエリアで実施し、合計41,077サンプルのWEBアンケート調査からデータを集計した。
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