2024年のパチンコ・パチスロ参加人口842万人に回復、特に若年層が増加

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シーズリサーチは7月25日、「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」の結果を発表した。調査によると、2024年の遊技参加人口は約842万人で、昨年と比べ約33万人の増加となった。

年代別では、20代以下の参加人口が顕著に増加しており、パチンコとパチスロの両方で若年層の参加が増えている。パチンコの参加人口は約757万人(約26万人増)、パチスロは約615万人(約46万人増)で、いずれも増加傾向にある。

パチンコ・パチスロ全体の参加人口推移

全体の参加人口は昨年の過去最低から回復し、2022年の水準まで戻ったものの、新型コロナウイルス以前の1,000万人程度の参加人口には達していない。特に20代以下の参加が増加しているが、回復にはまだ課題が残っている。

2022年末から導入されている「スマスロ」の影響で、遊技機のバリエーションが増え、稼働も良好であることが、参加人口増加に寄与していると考えられる。一方、新型コロナウイルス以前の参加人口に戻すためには、パチンコ・パチスロの魅力を休眠層や新規層にどう訴求するかが重要な課題となる。

この調査は、2024年2月下旬にWEBアンケート形式で実施され、スクリーニング対象者数は41,077サンプル、本調査対象者数は1,500サンプルであった。調査エリアは全国47都道府県で、性別や年代の人口構成に合わせたウェイトバック集計が行われた。調査結果をまとめた最新書籍「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」は現在発売中である​。

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