遊技機取付の速度と精度を競う全国大会が12月7日開催へ、優勝賞金は100万円

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会見後にはフォトセッションが行われた。写真は左から五十嵐選手、田口理事長、坂本選手。

遊技機取付のスピードと精度を競う全国大会「iスポーツ日本シリーズ」を主催する一般社団法人日本iスポーツ機構は7月3日、都内で会見を開き、今年12月7日に第4回目となる全国大会「i-1GRABD-PRIX日本シリーズ2024」を開催することを発表した。会見には、前回大会で優勝したNEXUSの五十嵐雅和選手と準優勝となった《ピーアーク北綾瀬ピーくんガーデン》の坂本和磨選手が同席。それぞれ第4回大会に向けた抱負を語った。

今大会のレギュレーションは、実力が反映されやすいように、参加者全員が、予選ラウンドとして最初にタイムトライアルを2回実施し、上位16人が2次予選に進出。2次予選でもタイムトライアルを行い、上位8人が決勝ラウンドに進出し、決勝ラウンドは8人のトーナメント方式で争われる流れだ。

島は、今大会を特別協賛するニューギン・アドバンスの木枠を縦回転させるだけで、スマパチとスマスロの島転換ができるスマート遊技機専用島『セルフリムーヴ』を使用。パチスロ機が設置してある島からパチスロを取り外し、島を転換、その場所にパチンコ機を素早く正確に設置するまでを競う。会場は都内墨田区の「すみだパークプレイス」で、昨年と比べて10倍ほどの広さが確保されているという。

賞金総額は150万円で、優勝者に100万円、準優勝者に20万円、3位10万円、4位5万円、5位〜8位2万円、etc・・で副賞も用意されている。

出場選手枠は先着最大77人。参加資格は、パチンコ店スタッフおよび「iスポーツファイター」(※入替検定2級)の取得者となっている。(18歳以上、高校生不可)

会見で田口智義理事長は、「前回大会後には、次の大会開催について問い合わせが相次ぐなど手応えを感じた。業界に少しでも明るいニュースを届けるために頑張っていきたい」と抱負を語った。

なお、iスポーツは、遊技機の取り外しから取り付けまでの一連の工程をタイムで競うスポーツ。速さだけでなく、台枠が垂直に取り付けられているかなど細部まで審査が行われ、誤差の大きさによってペナルティタイムが加算されるため、正確さも必要となる。

会見では大会のデモンストレーションが行われた。

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