玉越は4月11日、名古屋市のマリオットアソシアホテルで第42期年度方針発表会を開催。取引先など約180名の関係者が出席した。
発表会は、愛知県出身の書道家の粟津紅花さんによる書道パフォーマンスで始まり、その後、髙木宏動代表取締役社長による方針発表、各取締役による重点戦略発表、各部門の責任者による方針発表が行われた。
髙木社長は「第41期は9店舗目となる『玉越尾張旭店』をオープンするなど、より地域のコミュニティの場となるよう遊技事業の運営に当たった。また社員主導の新規事業の創出にも力を入れ、3事業を起案したほか、1事業をスタートさせた。業績は遊技事業の成長率が5%、飲食事業などその他の事業で42%の成長が見られた。第42期は『人的資本経営に向けた整備』『遊技場運営事業の総合力強化』『情報システムの最適化およびDX化推進』『事業開発の推進に向けた体制、制度の整備』を重点的に取り組みたい」と述べ、コロナ禍からの底打ち感を示すとともに、さらなる成長に向けた方針を語った。
同社は1983年創業で、愛知県名古屋市に本社を置くホール企業。現在、9店舗のパチンコ店を運営するほか、飲食事業や宿泊事業、通販事業など多角的に事業を展開している。従業員数は238名(2024年3月1日現在)で、売上高は353億円(2024年2月末実績)となっている。