東京都足立区で営業する《メッセ扇店》《メッセ竹の塚店》と《マルハン鹿浜店》は11月21日、合同の地域清掃活動を実施した。日頃は競合する両社の店舗だが、地域貢献と業界ブランドの向上を目的に共に汗を流した。
メッセグループでは足立区内の2店舗のほか、近隣2店舗のスタッフも参加。当日は両社あわせて19名が《メッセ扇店》から《マルハン鹿浜店》までの約2㎞の距離を歩きながら清掃し、幹線道路沿いに捨てられたペットボトルや空き缶、ビニール袋やティッシュ、マスクなどを回収した。約1時間にわたって集めたゴミの量は10.8㎏となり、目標の10㎏を超えた。
今回の合同清掃は、《マルハン鹿浜店》の清掃活動を「X」(旧:Twitter)の投稿でみたメッセのエリア長が、協力して地域清掃を行うことを提案したことがきっかけ。マルハン側もすぐに承諾し、実現に至ったという。
マルハン鹿浜店の藤山猛店長は、「楽しく清掃活動ができた。今までは一番近い対抗店として競い合ってきたが、これからは一緒に地域を盛り上げて活性化していけたら。清掃だけでなく、いろんなコラボをしていきたい」と話した。
メッセ扇店の若松大八店長は、「これまで交流が全くなかったが、道中は楽しそうな笑顔やコミュニケーションが見られた。地域の方とも挨拶ができたり、小学生の子ども達も一緒にゴミ拾いを手伝ってくれたり、地域のためという目的は達成できたと思う。今回限りで終わらせずに、マルハン様とメッセで地域とコミュニケーションが取れるような活動を行っていきたい」と今後の協力にも意欲をみせた。