エンターテイメント業界における生存戦略策定から変革実現まで、先端技術を活用しフルサポートする㈱ベルテクス・エンターテインメント(山口正智代表取締役)は11月17日、東京都港区のミッドタウンタワーで記者懇談会を開催し、「ホール経営で効果を発揮するDXの取り組み」の説明を行った。
説明では、㈱合田観光商事(屋号:ひまわり)営業部の小濱邦英管理部長、営業戦略対策室の小野真也室長をオンライン上に招き、新たな経営モデル「Project : Himawari Brain Pro」の導入経緯を説明。
「Project : Himawari Brain Pro」とは、営業データをはじめとする社内の様々なデータや外部環境データを、独自開発したAIエンジンに学習させ、根拠のある様々な営業数値の算出や予算策定の自動化を実現する。
合田観光商事の小濱管理部長は「店舗運営において、既存営業の限界にきている。AIを活用して膨大なデータをフラット且つ瞬時に分析することで、経営データに基づく判断を下していく必要がある。加えて、AI導入による業務効率化を通じて、お客様と向き合う時間をつくることも重要」と語る。また同席した小野室長は、「根拠ある数字が瞬時に出て今後の経営課題が見えてくるので、各店が主体性を持って今後の店舗運営が出来る」と述べた。
最後にベルテクス・エンターテインメントの山口正智代表取締役は、遊技業界における今後の展望として「5、10年後とAIも進化して行く。早期段階からAI活用、AI共存したホールが成功すると思っている。業界全体としてDX・AIの必要性を考える良い時機ではないか」と語った。