メイドインサービスは7月14日、オンライン上で第14回パチスロ定例セミナー「今できる営業強化術!~お盆に向けた設定配分指南~」を開催した。
講師は同社事業戦略部の中野大輔部長と、池上周平主任。セミナーは、店舗診断サービス『SIRIUS(シリウス)』の会員ホール企業を対象として、同社が保有するパチスロ営業データを元に、市場全体や新台、注目機種の分析、運用のアドバイスを行った。
セミナーではまず、直近3ヵ月間(4月~6月)におけるパチスロ市場動向を解説。どの月も前年対比で稼働が20~30%増、売上や粗利が30~40%増と好調に推移しており、その要因について中野部長は「スマスロ登場など機種性能の向上に加え、新台の実績が高い」と説明した。
特に『スマスロ北斗の拳』は、導入期の4月と、その後の5月、6月を比較した場合、稼働の落ち込み幅が2割以内に収まっているなど、良好な数値を保っており、同時期に出たその他の新台も3割程度の落ち込み幅で、及第点の成績を維持している。
セミナー後半では、池上主任がパチスロ営業の課題として「メーカー発表値と実績値が異なるため、適正な営業シミュレーションができていない」点について指摘。適正なシミュレーションを行うには、可能な限り、自店舗の実績に近い出玉率の把握が必要だが、その把握にはどうしても時間を擁する。そのため、精度の高い実績出玉率を把握するまでは、メイドインサービスが収集している全国データをもととした各機種の出玉率となる「MISD」の活用を推奨。その後、「MISD」を活用した営業シミュレーションの事例(機種別、粗利率別)を紹介した。
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