ハリウッドチェーンとして岡山県を中心に全国39店舗のパチンコホールを展開する成通グループは6月30日、千葉県野田市と「災害時における避難場所等の提供に関する協定」を締結した。地震や風水害等の災害時に、被災者の避難先として同社グループの店舗《ハリウッド野田店》及び《ハリウッド七光台店》を提供することが定められている。
この協定締結により、災害時に被災者の生命安全を確保するための避難先が増えるとともに、市の災害対応力が強化される見込みだ。同社グループは岡山県岡山市を拠点とし、パチンコなどのアミューズメント事業を展開。他の自治体でも同様の災害協定を締結している。
野田市の鈴木有市長は「災害時に成通グループ2店舗の駐車場を避難場所や災害対応拠点として利用し、店舗内の設備や備蓄品を提供してもらえることは大変心強い。成通グループと連携を深め、災害時には力を合わせて対応したい」とコメント。
一方、成通グループ側は「成通グループはハリウッド野田・七光台店を通じ、野田市の地域の皆様方とともに歩んできた。この協定により、地域との繋がりを深め、有事の際には少しでも安心してもらえるようにしたい。今後も野田市と力を合わせ、地域に貢献していきたい」と述べた。