ダイナムは4月11日、群馬県内の福祉施設「NEXTコミュニティケアセンター前橋南町」において、豊丸産業が手掛ける福祉向け専用パチンコ『エアロビック・トレパチ!』の贈呈式を開催した。贈呈式後には、施設利用者向けの体験イベントも行われた。
贈呈式では、《ダイナム前橋店》の髙橋宜夫ストアマネジャーから、全国介護事業者連盟群馬支部の圓岡孝文支部長に目録が贈呈された。髙橋ストアマネジャーは「今回の寄贈は、弊社の本業であるパチンコを通じて、地域の皆様に貢献できる大変貴重な機会。施設利用者の皆様には、是非トレパチを楽しんでいただき、トレーニングに励んでいただければ幸い」と挨拶。これを受け、圓岡支部長は「介護の現場においては、高齢者の方にどういったサービスを提供していくか、サービスが多様化している時代。どうしてもマンネリ感がある中で、このような機能訓練を兼ねたトレパチを寄贈していただき感謝している。最大限に有効活用させていただきたい」と感謝を述べた。
『エアロビック・トレパチ』は、足元のペダルを漕ぐことでパチンコ機の玉を発射する仕組みが特徴。これによりパチンコを楽しみながら、運動不足を解消するとともに、「ペダルを漕ぎながらボタンを押す」「アナウンスに従ってボタンを押す」という行為が、認知機能の低下を予防する効果にも期待できる。また、利用者の運動機能に合わせて、ペダルを手で漕ぐ、ハンドルを捻るなどの動作でも遊べるようになっている。
贈呈式後には、施設利用者向けの体験イベントを実施。実際に触れ、時折笑顔を覗かせながら楽しくトレパチによるトレーニングを体験した。今回贈呈された『エアロビック・トレパチ!』は、全国介護事業者連盟群馬支部を介して県内10施設へ寄贈される予定だ。