こだわりの逸品で導入店をサポートする注目の「自販機ビジネス」
今や一過性のブームではなく、食文化として定着しつつある冷凍食品の自動販売機。飲食店の許可や人員が不要で、ホール営業との相性も良いことから現在、多くのパチンコホールから熱い視線を集めている。
冷凍自販機の普及の波はホール業界にも押し寄せており、導入店舗が後を絶たない。自販機1台当たりの売上が、遊技機1台当たりの売上を上回った事例もあり、ますます関心が寄せられている。
ホール向けに冷凍自販機『ど冷えもん』を販売する㈱パック・エックス イノベーションは、最安値での販売に加えもう一点、大きな強みがある。
冷凍自販機ビジネスでの肝は「提供する冷凍食品」だ。同社では、専任のシェフを用意し、肉や魚、弁当、スイーツなど、そこでしか買えないオリジナル商品を「ご褒美Theぐるめ」と名付け開発。約80種類ものラインナップを用意している。ホールはセルフ飲食コーナーなど、低コストでの運用が可能となる。
従業員のセカンドキャリアにも
今年8月、『ど冷えもん×ご褒美Theぐるめ』を導入したのが、東京都村山市にある《パチンコ大学 B館》(運営・株式会社山水)。軒先に1台を設置し現在、地域住民の利用も多いという。
「何か新規事業をと考えていたところ、地域貢献にも繋がる自販機の設置が面白いと思いました。品揃えや広告宣伝など、ホール営業のノウハウが生きることも大きい」と話すのは同店の石田美咲店長。
日々の運用でポイントに挙げたのがSNS。実際、SNSへの投稿を怠ると売上が下がり、書き込みに力を入れると売上が伸びたという。
今後について石田店長は「台数を増やし、市内の様々な場所に設置したい。人手が足らなくなると人員を増やす必要があります。長年、働く従業員のセカンドキャリアに繋げることができれば」と収益貢献のみならず、その先の構想も見据えている。
◆株式会社パック・エックス イノベーション
Tel.03-5777-0361
pac-ex-innovation.com