マルハンが出店攻勢、「パチンコ店舗営業権」を急募

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北日本・東日本カンパニーが新たな成長戦略策定、新規出店加速へ

他法人から吸収分割で取得し、2021年3月に新規オープンした《マルハン仙台卸町店》。当初再生は難しいと見られていたが半年ほどで営業を軌道に乗せた。

カンパニー制導入に伴い、新たな成長戦略を策定した大手チェーンのマルハン北日本カンパニーと東日本カンパニー。業況の厳しさが加速度を増すなか、あえて仕掛けたのが出店攻勢。求めるのはあらゆるM&A案件だ。

[ 大手のノウハウで店舗と地域を再生 ]

先行きの見えない業況不況に伴い、事業譲渡を検討するホールが増加している。とはいえ、望み通りのクロージングに漕ぎ着けることができるのは、一部法人や物件に限られているのが実情で、それは閉店数の多さでも示されている。

今までM&Aに積極的では無かった同社だが、北日本カンパニーと東日本カンパニーでは、この時期にあえて新規出店を加速させるのは、こういった業容の縮小傾向に歯止めをかけたいという想いに加え、カンパニーとしての未来を描くため、欠かせない施策と位置付けたからだ。

マルハン北日本カンパニー
開発戦略部 三原太郎部長

業界がこのまま縮小してしまうのは本意ではありませんし、他で断られても、私どもであれば契約可能かもしれません」というのはマルハン北日本カンパニー開発戦略部の三原太郎部長だ。というのも、査定のベースとなるのは、圧倒的なブランド力を有する同社の運営ノウハウ。その手腕は冒頭の仙台卸町でも証明済みで、見事に店舗を再生した。

厳しい業界環境ではありますが、オーナー様からすれば、店舗は我が子のようなもの。不採算店でも再生し、末永く愛される店舗を残していきたい。ご賛同頂ける多くの方から声をかけて頂きたい」と訴えている。

 


https://www.maruhan.co.jp/estate/

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