ぱちんこ広告協議会(略称PAA、大島克俊理事長、60社加盟)は10月28日、都内会場およびWeb会議にて10月の理事会を実施した。
冒頭、大島理事長は11月30日に開催する第4回社員総会に向けて、10月からスタートした第5期の方針や具体的な活動を準備していることを報告。また、全国遊技場青年部連合会が制作したパチンコホールの換気実証実験映像について、同連合会・岩下昌功部会長を招へいして詳細説明を受け、PAAとしても情報拡散等の協力を行う方針を示した。
篠原弘志相談役(パチンコ・パチスロKAI総合研究所)は高射幸性遊技機の撤去に関わるいわゆる通報制度の運用状況や誓約書未提出による当該店舗への影響、IR に関するパブリックコメント募集開始の概要などについて、アドバイザーの茂木欣人氏は依存問題の動向などについてそれぞれ説明した。
最後に活動報告として以下の項目を各担当理事が説明した。
■PAA-ADネットワークWGでは、広告効果をさらに向上させるため、販売可能枠増加が必須となっている。掲載パートナーの募集強化実施のため説明会などを11月17日に開催予定
■ギャンブル等依存問題検討WG(10月15日開催)
メディアチーム…PASSを活用し、PAA会員の知識向上と情報共有の強化を決定
セミナーチーム…PAA会員と業界従事者に向けた、依存問題理解を深めるための勉強会開催を企画
■広告・宣伝WG(10月16日開催)は、「広告動向と意識の調査:2020年版」作成に係るホール法人と、PAA会員・メディア企業を調査対象としたアンケートを開始した。報告書を含めたこれら活動は、未来への提言につながる内容としていく意向だ。11月20日にアンケートを締め切り、12月中旬に発表の予定
■防災拠点ネットワークWGは、周知活動を開始。PAA-ADネットワークとも連動し、説明会を開催する。加盟店が利用する告知ツール作成や、販売プラン等を企画中
なお、新規入会企業として㈱イロドリ(東京都台東区、嶋崎雄基代表取締役)が入会したことも報告した。