熊本県内におけるパチンコ店など遊技施設・遊興施設の休業要請が5月11日、感染防止策の実施を条件に緩和され、熊本県遊協加盟の130店舗の多くが営業を再開した。熊本日日新聞が報じた。
県では休業要請の条件付き緩和にあわせて「感染防止対策チェックリスト」を作成。県遊協では、遊技客にマスク着用を求めたり、席の間隔を空けたりするなどの対策を店側に要請した。
同紙の取材では、5月11日朝、熊本市南区のパチンコ店では開店前から入口に客の列ができたが、店舗スタッフが距離を取って並ぶよう誘導し、県外客の来店お断りの看板も設置。また同じ南区の別のパチンコ店では、入り口で身分証の提示を求めて県外客の入店を禁じる対策を実施し、市内の女性客(46)は「免許証の提示と検温を求められ驚いた。でも、裏を返せば安心して遊べる」と話した。