都遊連青年部では「企業の近代化」をテーマに活動しているが、その一環として大学によるパチンコ産業経営者・幹部対象の講座開設を昨年末よりネバダ州立大学(UNLV)との提携で実績のある(株)エース総合研究所と共に準備を進め、このほど早稲田大学アジア太平洋研究センターの協力を得てパチンコ産業向けビジネススクールを開校する運びとなった。開校予定は今年の10月2日で講座名は「パチンコ産業向けサービスマネジメント講座」。
同講座では、パチンコ産業向けの近代経営の理解・実践のための授業を行う予定で、管理会計の基礎、ファイナンシャル・マネジメントの基礎、マーケティング戦略概論、確率論の基礎、人材管理、文化人類学、心理学、社会学、風適法の基礎、サービスマネジメント概論、UNLV教授による特別講義等のプログラムが予定されている。
また、ディスカッション形式の授業も盛り込み講師の大学教授、外部招聘教授にも業界の現状を深く理解して貰うことで将来的な政策提言、業界の社会的価値を「学」からのアプローチで明確にし、経営環境の改善と国民コンセンサス獲得を目指す点、全国大学教育機関でのモデルケースにすることも狙いとしている。