同大会は、国内でも最大級の賞金が獲得できるスカッシュの大会。世界ランキング上位者や日本の有力選手等合わせた約150名が熱戦を繰り広げた。
女子決勝戦では、4連覇を狙う日本ランキング1位の渡邉聡美選手と同ランキング2位の杉本梨沙選手が対戦。ゲームカウント3-0で渡邉選手が見事4連覇を成し遂げた。
男子決勝では、日本ランキング1位机龍之介選手と世界ランキング27位のLeo Au選手(香港)が対戦。ゲームカウント3-1でLeo Au選手が優勝を手にした。机選手は5連覇がかかった大事な一戦だったが、惜しくも優勝を逃した。
試合後のコメントで渡邉選手は「しばらく海外のコンクリートでやっていたので、慣れるのに時間がかかりましたが、最後は自分のものにでき、いい成績を残すことができました。今後は4月、5月にある大会でもいい成績を残せるようがんばっていきます」と今後の意気込みを語った。
同じく優勝したLeo Au選手は、今回が初出場。試合後のコメントでは「決勝戦は長いラリーが続き、最後までどちらが勝つかわからない厳しい試合でした。観客の皆さんが自分のプレーをみて楽しんでいただけていたら嬉しいです。またこのようなチャンスがあれば、日本でプレーがしたいです」と国内でのプレーに意欲を示した。
また、大会では北海道の学生選抜チームとプロ選手とのエキシビジョンマッチも開催。机選手や渡邉選手も参加し、北海道の学生達と一緒に汗を流した。