真備町では、「平成30年7月豪雨」で町全体が冠水する水害が発生しており、同店も7月7日から休業していた。店舗の浸水被害は甚大で、屋根以外のすべてが冠水し遊技機を含むすべての設備と器材が損傷した。
同店では水が引いた後、復旧作業を開始。島設備を一新するなどの大規模な工事を経て営業再開に至った。また、休業期間中は店舗の復旧作業だけでなく、同店の従業員たちで地域の災害復興ボランティアにも積極的に参加。堆積土砂の撤去作業やゴミの搬出、家屋の片づけ、清掃などを行った。
営業再開当日は多くの常連客らが来店。オープン前には、仲のいいスタッフとの再会を喜ぶ様子や、馴染みの仲間と談笑する姿などが見られた。同店がグランドオープンした時からの常連だという男性は、「ここが休みの間寂しかった。またこの店で遊べるのが嬉しい」などと述べ、営業再開を喜んでいた。
今後の展望について同店の水上真一マネジャーは、「近隣住民の方々の復興状況に合わせて足並みを揃えて営業を行っていきたい」と、地域共生を主とした方針を語ってくれた。
なお、同店では営業再開に先駆けて10月6日、7日に「パチンコ無料体験会」を実施。両日ともに多くの来店客を集め盛況だったという。