今月5月、鹿児島県内のパチンコ店駐車場で、2日連続で乳児の車内放置が見つかり、店側の適切な対応で無事乳児が保護された。放置した保護者は同じ夫婦だった。5月29日、MBC南日本放送が報じた。
最初の事案は5月16日、午後3時ごろに発生した。駐車場の巡回にあたっていたパチンコ店のスタッフが赤ちゃんの泣き声に気づき事なきを得たが、同店では再発防止のため県遊協に連絡を入れる一方、交流のある同業他社のパチンコ店に対して、放置した夫婦の特徴や、車種を伝え、注意を呼びかけた。
そして翌17日。入店してきた夫婦が連絡を受けていた特徴と似ていたことに気づいた別のパチンコ店が、ただちにスタッフを駐車場に向かわせたところ、後部座席にひとり残されていた赤ちゃんを発見、事故を未然に防いだ。
MBC南日本放送では、今回は同業他社の連携で大事には至らなかったとしている。