鹿児島県警鹿屋署が9月13日、パチンコ店を運営する「一六商事ホールディングス」の口座から現金およそ5,900万円を横領したとして、業務上横領の疑いで経理の業務委託をうけていた男を逮捕したと同日付のKKB鹿児島放送などが報じた。
警察によると、男性は事件当時、売上金の管理などを委託されていた企業の経理責任者だった。そして、その立場を利用し男性は一六商事HDの預金口座を管理していた2015年7月から8月までの間に、20数回にわたり現金およそ5,900万円を自分の預金口座に振り込み横領した疑いがもたれている。
今回の横領は同社が9月に行った内部調査によって発覚しており、警察の調べに対し男性は容疑を認めているという。
また、同社は「被害総額は9億円を超える」と告訴しているため県警は引き続き余罪や動機について調べを進めているとのこと。