大阪府鶴見署は6月21日までに、勤務先のパチンコ店で当たりが出やすく設定されたスロット台の情報を同級生に漏らし店に損害を与えたとして、元店長の宮脇憂司容疑者(28)を逮捕した。6月21日付の日刊スポーツが報じた。
報道によると、男は今年1月下旬に勤務していた大阪府鶴見区のパチンコ店で、メールなどで情報を伝えた3人に当たりが出やすい台を使わせ、約30万円分の賞品と交換が可能なメダルを獲得させた疑い。宮脇容疑者は見返りに、その半額分の現金を得るなどしていた。
宮脇容疑者は「店のアルバイトにおごるため、毎月10万円から20万円が必要だった」と供述しているという。
宮脇容疑者は2月に店を辞め、4月に店側が鶴見署に告訴し捜査していた。鶴見署は6月21日までに同級生3人も書類送検。宮脇容疑者は同罪で起訴されている。