今回は公益財団法人2団体に寄付金が贈呈され、福祉支援施設10団体に対しては、同組合が県内メディア3社と協同で運営する「夢まるふぁんど委員会」から支援金が贈られた。また、助成事業として、子供の健やかな成長を願う分野では「柏の葉サイエンスエデュケーションラボ」(柏市)が、災害復興支援の分野では「東日本大震災復興支援松戸・東北交流プロジェクト」(松戸市)がそれぞれ選ばれ、助成事業内定証が交付された。そのほか、夢まるふぁんど年間成績優良店舗10店舗に感謝状と記念品が贈られた。
総会冒頭のあいさつで田中幸也理事長から「今年度5台の防犯パトロールカーを贈呈させていただくことで、県内の55市区町村全てに寄贈という『夢まるふぁんど』発足当初の目標が達成できることになった」と地域振興支援事業における成果の報告があった。その後「検定機と性能の異なる可能性のあるパチンコ遊技機は、皆様のおかげで昨年12月までに県内から全て撤去することができたが、新基準に該当しないパチスロ機の設置比率50%に関しては、県内23店舗が達成することができなかった。これらの店舗には中古機移動書類の発給停止等が行われているが、今年12月の30%以下という目標に対しては経過を見守っていかねばならない。また、この件に関しては、ネットの情報に踊らされることなく冷静な対応をお願いしたい」と述べた。
任期満了に伴う役員改選では、田中理事長が再任。副理事長は5名が留任したほか、星山聖達氏を新たに選任。また、新たな専務理事には前田和彦氏が選出された。
総会は定足数を満たし成立し、上程された議案は全て可決承認された。