余暇環境整備推進協議会は3月14日、都内で理事会及び部会を開催した。
部会では「ぱちんこ遊技機の開発について」として、普通機専門メーカーとして設立された(株)愛喜から小林慶子社長、おととし約40年ぶりとなる手打ち式パチンコをリリースした(株)A-gonから石井正彦本部長を招き講演を聞いた。
このなかで小林社長は、愛喜を設立するまでの経緯を「自身がパチスロの販売に従事する中で遊技の原点への興味を持ち、また、普通機に対するわずかなニーズを感じたことから」などと説明。一方、石井本部長は手打ち式パチンコに関して「電動式ハンドルに慣れた現在のプレイヤー層の反応は鈍く、玄人に好まれる傾向があった」などと分析。新たに販売したGOGOピラミッドは短時間で遊べる、夜9時以降の稼動を狙った機械であることなどを説明した。
この後部会参加者は愛喜の『CRAコスモパニック』、A-gonの『CRGOGOピラミッド』を試打し、担当者と意見交換。試打終了後には小林、石井の両氏に余暇進の香月義春常務理事を加えてディスカッションを行った。