京都府城陽市のパチンコ店運営法人と、男性店長(46)が大当たり抽選入賞口(ヘソ)に玉が入りやすくなるよう遊技くぎを不正に広げた風営法違反(無許可設備変更)の疑いで5月2日、京都府警生活安全対策課と城陽署から書類送検された。店長は容疑を認めているという。5月2日付産経新聞電子版が報じた。
1月19〜24日、5回にわたり、府公安委員会の承認を受けずにパチンコ台2台の大当たり入賞口に玉が入りやすくなるよう遊技くぎを曲げた疑い。店長は売り上げが低迷していた平成26年末ごろから、設置している百数十台のパチンコ台の大半で、ハンマーなどで大当たり抽選入賞口上部のくぎを広げるなどし、玉を入りやすくすることで射幸心をあおり集客増を図っていたという。
また報道では今年1月ごろ遊技産業不正対策情報機構(PSIO)が府警に申告。府警がパチンコ台を押収、鑑定した結果、不正が発覚したと伝えている。