オーイズミ子会社の神奈川電力株式会社(大泉政治代表取締役)は7月13日、神奈川県厚木市内に建設した大規模太陽光発電所(メガソーラー)の開所式を行った。
発電所の名称は「県央厚木第一発電所」。市内の上古沢岩石採取事業跡地内に、8008枚の太陽光モジュール(パネル)を設置。最大出力は1961キロワット、年間発電量は約190万キロワット時で、一般世帯約530世帯分の電力使用量に相当する。総事業費は約8億円。7月1日から稼働しており、発電した電力は東京電力に全量売却する。
開所式には厚木市や神奈川県の関係者をはじめ、地権者や県央経営者ら多数が出席。大泉社長は「地球温暖化の防止や地域への電力の安定供給、企業の社会的責任などの観点から取組んだ。社会貢献になれば」と挨拶した。
小林常良厚木市長は「この事業をクリーンな社会、地球に優しい社会をつくっていくための発信力にしていただきたい」と語った。
来賓挨拶では吉川伸治県副知事が「県が推進する再生可能エネルギー政策の先陣を切っていただいたことに感謝したい」と謝辞を述べた。
なお、神奈川電力では第一発電所と隣接する土地に同等規模の「第二発電所」を建設する予定で、2014年3月までの完成を目指している。