主力のアミューズメント施設運営事業は長引く消費マインドの低迷から売上高は前年同期比12.7%減の82億9500万円、セグメント利益は同33.1%減の6億8900万円で推移している。
設計・施工事業は前年同期比で約2倍の案件数を獲得したものの、一部案件の完工が下半期にずれ込んだことから、売上高は前年同期比59.1%減の9億4400万円、セグメント利益については同65.6%減の3600万円となった。
以上の結果、その他セグメント(不動産事業)を含めた中間期までの全社売上高は96億6700万円(前年同期比21.3%減)、営業利益3億9700万円(同52.8%減)、経常利益3億7000万円(同52.7%減)、四半期純利益3億9500万円(同54.8%)となっている。
一方、財務戦略では、前年度に44億500万円削減した有利子負債をさらに14億700万円圧縮。当第2四半期累計期間末現在までに有利子負債残高を43億6300万円まで圧縮したことを報告している。またこの残高のほとんどを長期借入へシフト、キャッシュ・フローの安定化を推進しており、今後数年以内に実質的に無借金経営を実現できる見通しにあることを報告している。
なお、今年6月にファイナンス企業のJトラストが同社の親会社となっている。