アクセルは10月25日、新製品「AG4」への需要増大を受け、今期の遊技機器向けグラフィックスLSIの販売計画を145万個から約160万個に引き上げる方針を発表。通期連結業績予想を上方修正するとともに、9月中間期までの実績値が7月25日に発表した前回予想値を上回ることを報告した。同社では、新製品「AG4」への移行が順調に進展したことにより、従来製品のリユース(再使用)が低減したためと説明している。
この結果、中間期連結業績は実績ベースで売上高95億2100万円(前回予想値比8.2%増)、本業の儲けを示す営業利益は21億3500万円(同12.4%増)。修正後の通期連結業績予想は、売上高155億円(同12.3%増)、営業利益25億円(同19.0%増)、経常利益25億円(同19.0%増)、純利益16億円(同18.5%増)と報告している。
同社の上方修正は今期2回目。