日工組は5月30日に開催した総会で、平成23年度のパチンコ機証紙発給枚数が約276万枚(遊技盤約124万枚含む)、前年比約20万枚の増加となったことを報告した。発給枚数は21年度309万枚、22年度256万枚と2年連続で減少していたが、減少傾向に歯止めがかかる形となった。
なお、加盟メーカーによるパチスロ機の証紙発給枚数は約21万枚で、前年比5万枚の減少となった。
23年度の事業報告では「ファンの減少や低貸玉営業が普及し、ホール営業も売り上げが減少する中で遊技機購入の負担はさらなる客の減少に繋がりかねないとの見方もあり、コスト面の検討などが課題」と報告。
型式試験におけるパチンコ機の申請数は641件で前年比47件の減少、24年3月末現在の適合機種471件。パチスロ機の申請数は187件と前年比30件の増加、24年3月末までの適合数は58件となった。