同プロジェクトは、同社の社会貢献活動の一環として、資金難で競技を断念する選手が多い現状において、過酷な競技環境の中でも夢を諦めず挑戦し続けるアスリートに総額1000万円の活動資金を支援するというもの。100種目以上、411名の応募者の中から書類選考を通過した14名のアスリートが最終審査の公開オーディションに臨み、トークバトルや自己PRでそれぞれに競技に賭ける熱い想いをアピールした。
最終審査では、第65代横綱の貴乃花光司さん、作家の乙武洋匡さん、バドミントン北京オリンピック代表の小椋久美子さん、マルハンの韓裕社長、経営企画部の藤田進部長が審査員を務め、過去の戦績、夢や挑戦に対する夢の大きさ、自己PR力を踏まえ総合的に審査。メディア関係者を含めた来場者による投票の順位を合わせた合計得票点数の高い上位7名が協賛選手に選ばれ、トランポリンの伊藤正樹選手に300万円、近代五種競技の黒須成美選手に200万円、トライアスロンの崎本智子選手ほか5名の選手に各100万円の支援が決定した。
表彰に先立って挨拶を述べた韓社長は「東日本大震災や中部地区の豪雨による被害など、暗いニュースが続く中で、私たちは前に向かって活力を見出す、そんな社会を取り戻さなければならない。アスリートの皆さんが夢を描き、そこに対してチャレンジしている姿は多くの人々に夢と感動を与えられるものであり、私たちマルハンはその想いを伝えていく役割を担っていきたい」と締めくくった。
なお、同社では来年以降も同プロジェクトの開催を予定している。