また当日は、かねてより研究が進められていた「1円パチンコのエッセンスを持った4円パチンコ」の試作機(通称CRAA機)を会場内に4台設置し、デモンストレーションを行った。
この「CRAA機」の名称は、既存のCRA機(大当たり確率1/99前後の甘デジタイプ)よりもさらに射幸性が低いことを表すもので、大当たり確率を1/40〜1/50程度に設定し、スタート6.0回/分で出玉率100%程度、30分以内に当たる確率を95%程度(平均7〜8分程度で大当たり)と低投資額で当たるほか、充分な大当たり時間を体感させるため1回の大当たり消化時間を2分程度に設定し、遊技時間中約8分に1回は大当たりとなる開発コンセプトのもと試作されたもの。
出展機種はニューギンの『CRAA信長の野望』と高尾の『CRAAレディースナイパー2nd』の2機種。
『CRAA信長の野望』は大当たり確率1/49.75(高確率時1/4.975)、確変突入率100%(2回転のST)、7ラウンド7カウント、賞球数3&7個、特賞時出玉約240個。
『CRAAレディースナイパー2nd』は、特賞確率1/49.75(高確率時1/4.975)、確変突入率50%(次回まで)、7ラウンド6カウント、賞球数3&7個、特賞時出玉約160個。
両機種とも平均初期投資額は2655円。日遊協では今後、他メーカーにも同タイプの開発を呼びかけ、早期市場投入を目指す意向を示している。