5月18日に兵庫県遊協(米田義一理事長)が「新型インフルエンザ対策委員会」を設置したのに続き、大阪府遊協(段為梁理事長)が翌19日に開かれた5月定例理事会で「新型インフルエンザ対策本部」の設置を決めた。
新型インフルエンザの国内感染は兵庫県内で5月16日に初めて確認されると関西地方を中心に瞬く間に広まり、20日には東京や神奈川など関東地方でも感染者が確認されたが、大阪は兵庫に次いで多くの感染者が出ていた。
対策本部は早速対応策を協議し、即日中に対応策をまとめ府下の組合員に通知。従業員に通勤時も含めてマスク着用を求めるとともに、消毒液の備え付けや、出入口扉・トイレ扉・遊技機等・遊技客が接触する場所など店舗内外の随時消毒を要請。また遊技客にも備え付けの消毒液による手洗いに協力を求めるよう指導している。
一方、全国県遊協を束ねる全日遊連(原田實理事長)は5月20日、厚生労働省から発表されている事業者向けの新型インフル対策を発出。同日、都内で開かれた理事会後の定例会見では、今後の動向を注視しながら、必要に応じて全日遊連としての対策を検討する方針が伝えられた。