タイヨーエレックは10月31日、2009年3月期中間決算(非連結)を発表。売上高は前年同期比で17億8600万円少ない93億6000万円にとどまったものの、経常利益では同100万円増の3億9900万円、純利益も同7100万円増の3億5400万円を計上した(ただし営業利益は同6100万円減の3億4200万円)。
中間期までの販売実績はパチンコ機では同369台増の2万6946台、パチスロ機は同6733台減の6193台。ただ当初計画よりパチンコ機は約1万3000台少なく、パチスロ機は逆に約1000台多い結果となっている。
また利益面で増益を確保した理由について同社では、(1)品質向上に伴い価格競争力の高まりによる粗利益率の改善、(2)販売台数の減少に伴う販売手数料の減少、(3)経費の効率化の達成、の3点を挙げている。